当会推奨の代表的な健康運動紹介
◎介護予防を目指して、東洋医学の思想を生かした鍼灸マッサージ師会推奨の運動です。
◎各地域で講習会等を開催しています。==>開催依頼についてはお気軽にご相談ください。
◎小田原市内では自治会の依頼によって適時開催されています。
経絡ストレッチ
東洋医学では体の中に気が流れていると考えています。
気は高速道路網や新幹線網と同様に決まった位置を流れています。
経絡ストレッチでは
①いろいろな気の経路の不具合を見つける動きをしてみます
②違和感のある気の道(経絡)を見つけます
③当該部を改善するためのツボに刺激を与えます。
④もう一度①の動作をします。
この動作を繰り返し行い不具合を改善していきます。
健康運動教室(実施地域によっては介護予防教室とも言ってます)では
①から④の運動と健康に関するトピックスの話をするのが一般的です。
東洋医学では内臓を六臓六腑に分けて考えます。
六臓六腑のそれぞれに対応した気の流れがあり、それを経脈と言ってます。
◎任脈と督脈
任脈の『任』は「担任」の任です。
督脈の『督』は「監督」の督です。
これらには「取り締まる、統率する、任せる」の意味があります。
この経絡は全ての経絡の働きをチェックして統率する役割を担ってます。
西洋医学には対応するものがありません
◎脾臓と胃
この経絡は取り込んだものを細かく砕き「消化」させ、さらに取り込みやすくするために「熟成・発酵」させる働きを担当しています。
とくに消化器の働きと関係を持っていますが心の動きにも敏感に反応します。
◎肺と大腸
この経絡の役割は外界との気の交流です。「肺経」は必要なものの取り入れ、「大腸経」は不必要なものを排泄する役割です。
◎腎と膀胱
腎・膀胱経は身体の水分を浄化し不要なものを尿として排泄します。また内分泌や自律神経を調節して体調を維持する働きもあります。(膀胱経は自律神経系と考えると理解しやすいです)
◎心と小腸
この経絡は外部の刺激を五感で受け止め、自分自身の反応に変えたり、外から食べた食物を自分の栄養に変える働きをします。とくに心の働きには敏感に反応します。
◎心包と三焦(しんぽうとさんしょう)
心包とは「心」を「包む」もの。つまり心臓を意味します。つまり循環の中心。また三焦は循環の末端にあたります。つまりこの経絡は栄養を全身に運ぶ役割を担っています。
◎肝と胆(かんとたん)三焦経から受け取った栄養素を貯蔵し『活力』となるエネルギーを引き出し、また体の各部への栄養配分を担当します。
経絡ストレッチ体操は経絡の機能を調整し、気血を正常に循環させる体操です。 謝辞 以下の解説は +健康づくり支援ネット(http:WWW.k123.jp/ks 様の インターネット上の公開情報を利用させていただきました) |
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左上肢を手の平を上にして水平に伸ばし、右手で上肢内側を肩から下に向かって少し力を加えて押しながらさする。手の平まで行ったらひっくり返して手の甲から外側を肩関節に向かってさする。 |
一度、上肢を拳上し左の手首をつかんで右に体側ストレッチをする。 |
挙上した手をゆっくりと胸の上あたりまでおろしたら両手前に伸ばす。 |
伸ばした手の力を抜いて手首を下げてストレッチをする。 |
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胸の前で指を上下に組み合わせたら左右お互いに引っ張り合う上下を変え同じように引っ張り合う。 |
一度、真っ直ぐ伸ばした手をグーにしながらゆっくり腰の方へ引く。 |
引いたらゆっくりパーにしながら前へ出す。 |
背中を伸ばしてまっすぐに座り、両肩に力を入れて上げ、脱力する。 |
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8と同じように肩を上げたら胸を広げ肩甲骨をつけ、脱力する。 |
両腕を水平に上げ両ひじを曲げ手を肩の上にのせる。両腕を後ろに三回まわし肩関節の運動をする。同じように前に三回まわす。 |
背中を伸ばしまっすぐに座り、頚を前にゆっくりと倒す。 |
3秒程おいたら後ろへゆっくり倒し3秒程おく。 |
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頭部を右に倒し頚のストレッチを行う。 |
3秒程おいたら左へ倒し3秒程おく。 |
頭部を右にひねる。 |
3秒程おいたら左へひねり3秒程おく。 |
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右ななめ上方に向く。 |
3秒程おいたら反対の左下方を向き3秒程おく。 |
同じように左上方を向く。 |
3秒程おいたら右上方を向き3秒程おく。 |
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ゆっくり首を右に3回まわす。反対にゆっくり3回まわす。 |
背筋を伸ばして座り、右の大腿の外側に両手をあてる。そのままの姿勢で右に腰を捻り、腰と背中をストレッチする。 |
反対側も同じようにストレッチする。 |
背筋を伸ばして座り、床に手をつけるように背中をゆっくりと曲げてゆき、そのままゆっくりと元の姿勢にもどる。 |
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正しい姿勢で座り、座ったままつま先立ちする。 |
両足を前に出してかかとを床につける。 |
右足を右ななめ前に出してかかとを床につける。 |
その状態のままこんどは、つま先を床につけ足首をのばす。 |
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右足を元の位置に戻して左足を同じようにストレッチする。 |
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ゆっくり足踏み運動をする。(この時、背中をまっすぐに伸ばし膝は、高く上げ、肘を曲げ腕を大きく振る、顔は少し上に向ける。) |
手を大きく開き、大腿の外側から足首のほうへ少し力を加えてゆっくりさする。 |
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足首までいったら内側へ手を返し大腿内側まで少し力を加えながらゆっくりとさする |
腹式呼吸を整える。 |
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